今回のエアブラシアート作品は、
スペースアートシリーズのいて座です。
♐ いて座
いて座は、夏から秋にかけて南の夜空に輝く黄道十二星座のひとつです。弓を引く半人半馬の姿として描かれ、その姿は古代から勇気や知恵、自由を象徴してきました。いて座の方向には、私たちの銀河系の中心部があり、天の川がひときわ濃く美しく見える場所としても知られています。中心付近には多くの星や星雲が集まり、まるで宇宙の神秘へ向かって放たれた一本の矢のように、壮大な輝きを夜空に描いています。いて座
♐ いて座のギリシャ神話
いて座は、弓を引く半人半馬の姿で描かれ、そのモデルとしてギリシャ神話の賢者ケイローンが挙げられることがあります。ケイローンは、半人半馬の種族ケンタウロスの中でも特別な存在でした。多くのケンタウロスが荒々しい性格だったのに対し、ケイローンは知性と優しさを持ち、医学、音楽、狩猟、星の知識など、さまざまな学問に精通していました。そして英雄たちの師として、アキレウスやヘラクレスなど多くの若者を育てたと伝えられています。ある日、ケイローンは弟子でもあったヘラクレスが放った矢によって、誤って傷つけられてしまいます。その矢には猛毒を持つヒュドラの毒が塗られており、神に近い存在だったケイローンにも癒すことのできない苦痛を与えました。しかしケイローンは不死の身であったため、死ぬこともできず、永遠に苦しみ続けることになります。そこで彼は、自らの不死をプロメテウスに譲り、苦しみから解放される道を選びました。その深い知恵と慈愛を称えた神々は、ケイローンを夜空へと上げ、星座にしたと伝えられています。いて座は、知恵、勇気、慈愛、そして未来へ向かって進む希望を象徴する星座として、今も夜空に輝いています。


