今回のエアブラシアート作品は、
スペースアートシリーズのてんびん座です。
♎ てんびん座の説明
てんびん座は、夏から秋にかけて南の夜空に見える黄道十二星座のひとつです。4つの星が形づくる姿は、正義を量る天秤を表しています。古代ギリシャでは、正義の女神アストライアが持つ天秤とされ、「正義」「公平」「調和」の象徴として大切にされてきました。夜空に静かに浮かぶその姿には、人の心や行いを正しく量り、世界の調和を守る神秘的な力が込められています。
♎ てんびん座のギリシャ神話
てんびん座にまつわる神話には、正義の女神アストライアが登場します。遥か昔、神々と人間がともに暮らしていた黄金時代、人々は争うことを知らず、平和で豊かな暮らしを送っていました。正義の女神アストライアは、人々の間に正義と秩序をもたらす存在として、いつも手に天秤を携えていました。その天秤は、人々の行いを正しく量り、公平な判断をするための象徴だったといわれています。しかし時代が移り、人間の心に欲望や争いが生まれると、世界は少しずつ荒れていきました。神々は次々と人間の世界を離れて天へ帰っていきましたが、アストライアだけは最後まで人間を信じ、地上に残って正義を守ろうとしました。それでも争いは止まらず、ついにアストライアも天へ昇ることを決意します。そして彼女が手にしていた正義の天秤も、夜空に掲げられ、星座になったと伝えられています。こうしててんびん座は、正義、公平、調和、そして人々の心を正しく量る天秤の象徴として、現在も夜空に輝き続けているのです。


