今回のエアブラシアート作品は、
スペースアートシリーズのしし座です。
♌ しし座の説明
しし座は、春から夏にかけて北の空に見える代表的な星座です。頭から背中にかけて並ぶ星々が、堂々としたライオンの姿を形作っています。胸元には1等星のレグルスが輝き、「小さな王」という意味を持つことから、百獣の王にふさわしい星とされています。古代から力強さや勇気の象徴として親しまれてきた星座です。
♌ しし座のギリシャ神話
しし座は、ギリシャ神話に登場するネメアの獅子が星座になったものとされています。ネメアの獅子は、怪物テュポンとエキドナの子ともいわれ、ネメアの谷に住み、人々や家畜を襲って恐れられていました。その皮は非常に硬く、普通の武器では傷つけることができませんでした。この獅子を退治するよう命じられたのが、英雄ヘラクレスです。これは彼に課せられた「十二の功業」の最初の試練でした。ヘラクレスは弓矢や剣を使って戦いましたが、獅子の皮にはまったく歯が立ちません。そこで彼は武器を捨て、怪力で獅子に組みつき、三日間にわたる激しい格闘の末、ついに獅子を絞め殺しました。その後ヘラクレスは、獅子の鋭い爪を使って硬い皮を剥ぎ、その皮を自らの身にまといました。獅子の皮はどんな武器も通さない鎧となり、以後の冒険で彼を守る大切な防具となったといわれています。この勇敢な獅子の姿を称えた神々によって、天へと上げられたものがしし座だと伝えられています。現在もしし座は、英雄ヘラクレスとネメアの獅子の戦いを物語る星座として、夜空に堂々と輝いています。


