今回のエアブラシアート作品は、
スペースアートシリーズのおひつじ座です。
♈おひつじ座
おひつじ座(牡羊座)は、秋から冬にかけて見頃を迎える黄道十二星座のひとつです。古代ギリシャでは、黄金の毛を持つ羊クリュソマロスの姿とされています。明るい星が少なく、夜空ではやや見つけにくい星座ですが、頭の部分にある2等星のハマルが目印です。ハマルとはアラビア語で「羊」を意味します。おひつじ座は、太陽の通り道である黄道上に位置し、春分点もかつてこの星座の領域にありました。現在の春分点は歳差運動によってうお座付近へ移動しています。♈️✨
♈おひつじ座のギリシャ神話
おひつじ座には、黄金の毛を持つ空飛ぶ羊「クリュソマロス」の物語が伝えられています。ボイオティアの王アタマスには、プリクソスとヘレという二人の子どもがいました。しかし、継母イノは自分の子どもを王位につけようと企み、二人を追い払おうとします。イノの策略によって国に災いが起こると、神々は子どもたちを救うため、黄金の毛を持つ羊クリュソマロスを遣わしました。羊は二人を背中に乗せ、空を飛んで遠くへ逃げました。しかし旅の途中、ヘレは海へ落ちてしまいます。プリクソスは無事にコルキスへたどり着き、そこで王アイエテスに保護されました。プリクソスは感謝のしるしとして黄金の羊を神々に捧げ、その黄金の毛皮をアイエテス王に贈りました。王はそれを神聖な樫の木に掛け、眠らない竜に守らせます。この黄金の毛皮を求めて、後に英雄イアソン率いるアルゴナウタイが冒険へ旅立つことになります。神々は勇敢に子どもたちを救った黄金の羊を夜空に置き、星座「おひつじ座」として永遠に称えたとされています。


